こちらの手のうちを最初からバラしてしまうと、向こうのペースになってしまう。したがって、販売員から「狙いのクルマは?」ときかれても「うん、1600?クラスのツインカム車を買おうかと思って、いろいろみてまわってるんですよ」とぼかしておいたほうがよろしい。もちろん、本命のクルマの見積りを書いてもらうときも、ほしくてしようがないというようすをみせないほうが得策だ。また「ご予算はいくらくらい?」ときたら、「そうね、安月給の身なんで安けりや安いほどいいよ」などと軽くかわしておけばよろしい。
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中古車店にとって「手ごわい客」とは手のうちをみせず、他店をよくまわっているユーザーのことである。なにも騙されまいとして、ことさらにクルマに詳しいというようすをみせる必要はない。また、客だからといって横柄な態度に出ると、販売員とて人の子、カチンときてしまう。相手が説明をはじめたらジックリきき、わからないことがあったら知ったかぶりをせずにたずねてみる。話をしていくうちに向こうが「お客さん、よく勉強してますね」と感心するようなら、あなたは“チョロい”とは思われていないのである。