ここ10年ほどの間に、レーザーや、美白剤、ピーリング治療法が著しく発達し、シミを安全、確実に治療し、乾燥肌や肌荒れを治せるようになりました。美容を目的とした皮膚科領域は著しい進歩をとげています。ただ、日本ではシミやくすみの治療に必要不可欠なハイドロキノンという美白剤や肌の新陳代謝を強力に促進するトレチノインなどを、厚生労働省が薬品としての使用を認可していないために、美容面に力を入れたいと考えても簡単に購入できず、外国から直接個人輸入するか、自分で調合しないと使用できない状況です。美容皮膚科は標榜科としてまだ認められていないので、看板や広告を見てさがすことはできません。口コミでさがすか、皮膚科や美容外科に電話をして美容皮膚科を行っているか確認する必要があります。
これまでほとんど運動と無縁だった過体重の人が、ジョギングなどを急にはじると、ひざや腰に負担をかけることになり、ひじょうに危険でむしろ逆効果となります。運動が必要となるのは、ダイエットを開始した初期ではなく、まずカロリーコントロールによる少食の習慣が定着し、ある程度体重が落ちたときに、さらに体重を落とすはずみとするときなのです。一般的に停滞期といわれているときに運動を取り入れると、いったんへりにくくなった体重がまたへりはじめるという効果があります。そのほか、運動が必要となるのは、筋肉にメリハリをつけてボディラインを整えるときです。バストアップやウェストシェイプ、ヒップアップにはやはり運動が有効です。
大人のニキビで特に注目されているのが、いわゆるストレスニキビだ。ニキビはさまざまなホルモンの影響を受ける傾向が強く、ホルモンバランスが乱れがちな思弁期や生理前に、ニキビができやすくなるのもそのため。大人のニキビの原因として、ストレスが重要視されているのも、ストレスを受けた際に分泌されるホルモンとニキビに相関関係が見られるからだ。強いストレスを感じると、抗ストレスホルモンといわれる副腎皮質刺激ホルモンが分泌される。このホルモンが男性ホルモンや、皮脂腺に対して男性ホルモンと似た働きをするプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌を促進するといわれている。つまり、ストレスによって、思有期や生理前と同じように、男性ホルモンや黄体ホルモンの分泌過剰な状態が長く続いてしまうのだ。こうした「ストレスニキビ=男性ホルモン上体によるニキビ」は、男性ホルモンに対する感受性が強いアゴやえらの輪郭部分、ちょうど男性のアゴひげがはえる部分におきやすいといわれる。本来、皮脂分泌が盛んな額や鼻にはニキビができないのに、男性のアゴひげがはえる輪郭部分にだけニキビができる場合は、ストレスなどによるホルモンの乱れが原因であることが多いようだ。